私たちが提供したい価値

私たちが考える「本来あるべき設計・建物」

私たちにご相談頂くお客さまの中には、このようなお悩みをお持ちのかたが少なからずおられます。

つまりは意思疎通やイメージの共有の問題です。言いかえれば広い意味でのコミュニケーション不足の結果とも言えます。

しかし、これは「仕方ない」で済ませて良い問題ではありません。事業主様にとっても、建築会社にとっても不幸しか生みません。

ではなぜ、このような課題が解決されないままになっているかというと、従来の建築プロセスが抱えている根強い問題だからです。

従いまして私たちは、みなさまが

そうそう が欲しかったんだ

と思える設計・建物をご提供することをミッションに、日々の業務に尽力しております。

なぜ、その様な問題が起きるのか?

先ほどのような問題は、お客様とのコミュニケーション不足や、イメージの共有ができていないことが大きな原因です。

ではなぜ、そんなことが起きてしまうのでしょうか。それには大きく2つの要因があると考えています。

私たちはそれを以下の様な形でクリアしています。

事業・予算・環境・条例・地域風土など多面的な視点からのご提案

私たちは、お客様にとって価値ある建物をご提供するために、そこでどのような生活や活動が行われるかを伺い、何を望まれているのかをしっかりと理解した上で、お客様の立場に立って考えることから始めます。

そして、事業活動や事業戦略、建築予算を考慮し、敷地の自然環境や周囲の景観、地域の風土などの条件を踏まえ、建築基準法や都市計画法・条例などの諸条件の確認を行った上で、どのようにご提案したらご要望を実現できるか、様々な知恵を集めて検討します。

設計時に3次元モデルを活用し、建物イメージの見える化を行います

お客様の要望や理想を共有し、完成予想の建物を3次元モデルで表現し、イメージを可視化しながら設計を進めます。

3次元モデルを見ながら、共通認識を持ってコミュニケーションするために、BIMというICT技術を活用してします

図面だけでは想像しづらい部分も、3次元モデルを見ることで、分かりやすく、誰もが同じイメージを持つことが可能になります。

ようやく設計が終わり、後はお任せしておけば設計図のとおりの建物ができるはずですが、ここにもリスクが潜んでいることがあります。

実は、

  • 設計図には、意匠・構造・設備の不整合や施工上の課題が内包されていることがあります。
  • 施工段階で、設計図の課題を精査する事に時間を要し、品質管理や建設費へ影響が出てしまうことがあります。

このような課題についても、弊社は建築プロセスを見直すことで解決を目指しています。

イメージ見える化の例

新しい建築プロセスで合理化・効率化を行い、建物の費用対効果を向上させます

私たちは、お客様のリスクを少しでも減らすため、従来の建築プロセスを変えたいと考えています。

例えばその1つが「フロントローディング」という手法の採用です。
フロントローディングでは、設計の段階で施工方法を検討し、施工に関する具体的な事項を決定します。

設計の初期段階であれば、設計変更を繰り返しても、変更は容易ですが、後工程になるほど工事費への影響などリスクは大きくなります。
施工段階の課題を設計段階で解決することにより、施工の合理化・効率化を図ります。

結果として、建物品質が向上して費用対効果の高い建物を実現することができます。

このような新しい手法を中心に設計・建築を行う事で、お客さまに心から「よかった」と思っていただけるような建物を提供します。皆様の記憶に残り、永く愛される建築を目指し、私たちは挑戦し続けています。

ぜひ、私たちと一緒に良い建物を作りませんか。お役に立つことができれば幸いです。