測量設計は、社会基盤の整備に欠かせないものであり、専門的な技術と高い精度が要求されます。
今後、専門的な技術者が減少しても生産性を向上させるため、国土交通省は、調査・測量から設計、施工、検査、維持管理・更新までの全ての建設生産プロセスでICT等を活用する「i-Construction」を推進しています。
当社は、i-Construction に基づいて、BIM/CIM及びICTの全面的な活用(ICT土木)により、建設現場の生産性向上と働き方改革に取り組んでいます。
i-Constructionとは、国土交通省が進める生産性革命プロジェクトのうちの一つです。2023年度までに、小規模工事を除くすべての公共工事でBIM/CIMを原則適用するという方針が示されています。建設現場の生産性を向上するために、3本柱として「ICT技術の全面的な活用(ICT土工)」「規格の標準化」「施工時期の平準化」を掲げ、特に土工のICT技術の導入に力を入れています。
BIM/CIM(Building / Construction Information Modeling , Management)は、計画、調査、設計段階から3次元モデルを導入することにより、その後の施工、維持管理の各段階においても3次元モデルを連携・発展させて事業全体にわたる関係者間の情報共有を容易にし、一連の建設生産・管理システムの効率化・高度化を図ることを目的としています。
(国土交通省:BIM/CIMポータルサイト より引用)2018年5月から、建築分野のBIM、土木分野のCIM、という従来の概念を改め、地形や構造物等の3次元化全体を「BIM/CIM」として名称を整理しています。
測量はあらゆる事業の基礎となるものです。「距離」、「角度」、「高さ」により地上の位置関係を正確に計測し、地図の作成やデータの提供を行います。
当社は、最新技術を活用した3次元測量から、基本測量、公共測量および民間測量まで幅広く対応しています。用途や目的に応じた測量を効率的に行い、精度の高い成果をご提供します。
測量で得たデータを基に、道路や橋梁、上下水道、河川、堤防など、社会資本整備に関わる分野の設計を行います。当社は、自然との調和を図り、地域の特性を活かした安心・安全・快適な計画をご提案します。
公共事業に必要な事業用地内にある土地の調査や建物および立竹木の調査を行い、補償額の算定を行います。所有者や関係者との調整を図り、中立性および公平性を保ち業務遂行することを心がけております。