社員インタビュー(構造設計・RC)

構造設計グループ・RCチーム  佐藤 祐太

Q1.建築を志したきっかけを教えてください
最初のきっかけは折り紙です。幼い頃、おばあちゃんの家で折り紙やブロックで遊んでいました。特に折り紙が大好きでしたね。後で知ったのですが、折り紙や水泳をすると空間認識能力が発達するそうです。水泳も習っていたおかげか、小学生から図形問題が好きでしたし、中学生になっても図形を解くのは楽しかったです。図形が得意なことが建築に繋がったと思います。
もう一つのきっかけは、中学生の頃の引っ越しです。家の平面図を見ながら新しい暮らしを想像するのが楽しかったし、お客さんの生活を想像して設計する建築士という仕事が面白そうだなと思い、建築に興味を持ち始めました。
自分の好きなことから考えた結果、鶴岡工業高校の建築科に進学しました。高校で一番印象に残っているのは卒業設計です。私が引っ越し前に住んでいた所は良い地下水があって、昔は庄屋や酒屋がたくさんあって栄えていたそうです。小学生の時に聞いたその話を思い出し、その場所に地下水が印象に残るような街、皆が集まれる場を設計しました。建築が大好きな友人と二人で試行錯誤した作品は、県内高等学校建築設計デザインコンクールで2位を受賞し、地元の役場に飾っていただきました。私は、高校を卒業したら就職して設計業をやると決めていました。

Q2.学生時代と比べて建築に対する思いは変わりましたか?
建築が好きという気持ちに変化はありません。社会人になって不安な時もありましたが、仕事が苦しいと感じたこともありません。高校生の時は構造計算という勉強が得意で、意匠は憧れでした。まだ3年目なので学ぶべきことがたくさんありますが、仕事を通じて構造も得意から好きになってきました。愛着を持って仕事をしています。

Q3.これまでに関わったプロジェクトや業務で学んだことについて教えてください
物流施設の構造図を描いたり、建物の3Dモデルを立ち上げたり、構造計算をしています。業務を通じて、意匠図と構造図を照らし合わせて図面を読むことや、図面の見方などの技術を学びました。また、プロポーザルに参加する機会があり、意匠の難しさや楽しさを経験しました。

 Q4.ブレンスタッフは建築設計によってお客様の課題解決をしています
佐藤さんが仕事をするうえで大切にしていることを教えてください
ただ図面を描くのではなく、この図面を見て実際に作る人が読みやすく、あまり頭を悩ませなくてよいような思いやりのある図面を描くということです。これは私の図面指導担当者から教わったことですが、私にとってしっくりくる教訓でした。「誰かの仕事をしやすくするための仕事をしている」ということを意識し、大切にしています。

Q5.ブレンスタッフに就職した理由と魅力を教えてください
設計好きな人が多く、Revit等の最先端技術を活用していて、良い設計ができそうというイメージがありました。構造設計部門もあり、本当に設計を目指したいのならここが一番自分にあっていると思いました。実際働いてみて、分からないことを分からないと言える人間関係と皆の向上心が素晴らしく、若手に成長の機会をたくさん与えてくれるところも魅力です。

Q6.これから取り組みたいことを教えてください
資格取得と構造計算のスキルアップが目標です。構造計算では、もっと経験を積んで、どんなことにも対応できる実力をつけていきたいです。