8月7日(火)に東京第一ホテル鶴岡にて第２７回鶴岡市建設優秀賞授賞式が行われました。

鶴岡市立鶴岡第三中学校改築工事監理業務委託を担当していたチーフエンジニアの原 拓也が、設計・監理及び委託業務部門で鶴岡市長賞を受賞しました。

原の表彰式でのスピーチから抜粋してご紹介します。

『私が、鶴岡第三中学校の設計監理業務の中で、強く印象に残っているエピソードを一つご紹介したいと思います。

現在の旧校舎と、新校舎の教室棟は向い合うように建っているのですが、ある日、旧校舎の窓ガラスに大きな文字で、「いつもお仕事おつかれさまです」といったメッセージが貼られていました。

それに答えるように、現場側でも卒業式、入学式の際に、これまた大きな文字で、新校舎の窓ガラスに「卒業おめでとう」「入学おめでとう」といったメッセージを貼っていました。

見る人それぞれで感じることは違っていたとは思います。
私は、この光景を見て単純に、この文字だけのやり取りを「素晴らしい」と思いました。

旧校舎の教室から建物が一からできていく姿を見て、三中の生徒の一人でも多くが、建築に興味を持ち、将来設計や、現場での仕事をしてみたいと思ってくれていれば、未来につながる良い仕事ができたのではないかと感じています。』

YAMAGATA DESIGN 株式会社「ショウナイズカン｣ インタビュー

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